(1) 交点, 表現
問1
平行四辺形の辺の内分点を結んだい線分の交点に関する問題
ベクトルの一次独立性を利用して解く、教科書レベルの基本問題である。
問2
三角形の辺を2:1に内分して、新たな三角形を作る操作を2回行った問題。
これもベクトルの教科書レベルの基本問題である。
表現の対称性を利用して、効率よく議論を進めることが大切である。
問3
三角形の各辺上の動点からなる三角形の重心の軌跡の問題。
重心をベクトルで表現し、そのパラメーター表現を
適切に組み換えて、軌跡を段階的に表す手法を学ぶこと。
この問題では、まずある線分が得られ、つぎにその線分に
沿って平行移動するある平行四辺形が軌跡を描くことになる。